11 投信・ETF分析機能
投信・ETF分析機能では、投資信託およびETFに関する多角的なデータを一覧表示・比較でき、商品選定や提案資料の作成に役立ちます。
属性情報やアセットクラス、通貨、純資産、信託報酬に加えて、リスク・リターン、シャープレシオ(SR)、最大ドローダウン(MDD)、MONOスコアなど、商品評価に必要な情報を幅広くカバーしています。
また、過去の基準価額の推移を指数化して可視化できるため、リターンの安定性や長期パフォーマンスを直感的に確認でき、説得力のある提案が可能です。
11.1 分析対象リストの作成
投信・ETF分析では、複数の銘柄を選定しリスト化することで、商品間の比較・評価を容易に行うことができます。
検索条件を使った絞り込みや、任意の銘柄の追加・削除も柔軟に行えるため、目的や顧客ニーズに合わせたリスト作成が可能です。
作成したリストは保存でき、後から再編集や分析に利用することができます。また、条件フィルターを活用することで、膨大な銘柄の中から希望するファンドを効率的に探し出すことが可能です。
11.2 分析方法
作成した投信・ETFリストをもとに、各銘柄の詳細情報を比較・分析できます。
主な比較項目には、MONOスコア、純資産、信託報酬、リスク・リターン、シャープレシオ(SR)、最大ドローダウン(MDD)などが含まれ、個別ファンドの特徴や強み・弱みを視覚的に捉えることができます。
また、複数の銘柄に保有比率(ウェイト)を設定することで、合成ポートフォリオの分析が可能です。さらに、過去の基準価額推移を指数化したグラフを確認でき、運用の安定性や変動性も把握しやすくなっています。
11.3 作成済みリストの管理方法
一度作成したリストは、分析の継続や再提案の際に活用できるように、追加・削除・複製・削除といった操作が簡単に行えるよう設計されています。
顧客の投資方針や市場環境の変化に応じて、リストの内容を柔軟に見直しながら運用できるため、常に最新の状況に対応した提案が可能です。また、リストを複製してベースにすれば、新たな顧客への応用もスムーズです。