Q.WealthForceの期待リターンはどうやって計算していますか?
※ このFAQは計算の仕組みを詳しく知りたい方向けです。指標の種類と画面の対応は、「 Q. WealthForceのリターンやリスクにはどんな種類がありますか?」をご参照ください。
アセットクラス別にBlack–Litterman(BL)モデル等で推計し、個別銘柄はベータで調整しています。WealthForceの期待リターンは市場全体のバランスを前提とした推計値であり、特定の見通しに依らない「出発点」として利用できます。
ステップ1:アセットクラスごとの期待リターン
BLモデルは、市場全体の時価総額バランスから各資産の均衡リターンを逆算する手法です。過去平均をそのまま使う手法と比べ、特定資産の過大評価を避けられるのが特徴です。
- WealthForceでは150種類以上の小分類に細分化し、階層構造で整合性のある期待リターンを算出
- すべてのアセットクラスがBLモデルで算出されているわけではありません(詳細は分析内容説明資料をご参照)
ステップ2:個別銘柄の期待リターン(ベータ調整)
個別の投信やETFは、アセットクラスの期待リターンをベータ(β)で調整して求めます。ベータとは「市場全体が1%動いたとき、その銘柄が何%動くか」を示す数値です。ベータは過去5年のデータから計算し、極端な値にならないよう統計的な調整を施しています
個別銘柄の期待リターン = アセットクラスの期待リターン × 調整後ベータ 例:先進国株式の期待リターンが年率7%、ファンドの調整後ベータが1.1 → 期待リターンは 7% × 1.1 = 7.7%
計算方法の技術的な詳細
均衡期待リターンの具体的な計算手順(逆最適化問題、階層構造、ベータの調整式など)については、以下の資料をご参照ください。
→分析内容説明資料
関連リンク
- リスク・リターン指標の種類と見方 → 「WealthForceに表示されるリスク・リターンにはどのような種類がありますか?」
- 算出方法の違いの詳細 →「 リターンやリスクの計算に使うデータの期間や方法が、指標ごとに違うのはなぜですか?」
- アセットクラス分類画面の見方・使い方 → 「6.1.3 アセットクラス分類」
- 投信・ETF分析の見方 → 「11.2.1 銘柄情報の確認・比較方法」
よくある質問
保有資産サマリーが正常に表示されていないように見えます。どうしてでしょうか?
お客様の資産情報をPDFで出力することはできますか?
上場前のIPO銘柄の時価はどのように取り扱われますか?
SBI証券の保有資産がマイナス金額で表示されています。どうしてでしょうか。
大和証券の口座で保有している投資信託の基準価額が、運用会社の公表している基準価額とずれています。どうしてでしょうか。
SBI証券で保有している商品について、同一銘柄が複数重複して表示されています。どうしてでしょうか。
アセットクラス分類に表示されているリスク・リターンを算出する際に、分析対象外となる商品はありますか?
資産手入力機能を使って債券を登録した場合、債券の時価総額はどのような基準で表示されますか。
WealthForceのリターンやリスクにはどんな種類がありますか?
なぜ画面によってリターンやリスクの数字が違うのですか?
リターンとリスクについて、お客様にどのように説明すればよいですか?
顧客ごとの預かり資産残高をレポートとして一括出力できますか?
期限前償還が可能な債券でも「コーラブル債」と表示されないものがあるのはなぜですか?